裏山の保育活動

【裏山活動】

裏山でのあそびの様子

長い、短い、ちょうどいい!

 

週1回、子どもたちは裏山で過ごします。遊具やブロック、おもちゃがない環境で子どもたちがどんなことをするのか、自然体験活動を導入し始めたときは、不安でいっぱいでした。しかしその不安は、山に登る度に解消されました。子どもたちの発想力、生き生きした真剣な表情、急斜面を転げながら大笑いする姿…そして、年長児が年少児をいたわり、遊びに誘う姿。子どもたちは遊びの天才です。
落ちてる枝を集め、みんなで協力して秘密基地を作ります!イメージができている年長児は、頭の中の秘密基地の設計図を仲間や年下のお友達に言葉で伝え合い、形にしていきます。木を結ぶための紐、切るための道具(ハサミ等)をリュックに入れ、山に向かいます。 5歳児が4歳児に木を結ぶための紐を切ってとお願いすると4歳児は切ることに夢中になり、縛るために必要な長さの紐はなかなか届きません。長い、短い、ちょうどいい長さを経験で学んでいきます。
この様々な経験が小学校への学びに続いていきます。
【葉っぱじゃんけん(写真説明)】
葉っぱの大きさ、形、色、長さ等で勝負する葉っぱじゃんけん!
子どもたちは、お題を想像しながら自分が一番だと思う葉っぱ、5枚を探してきます。「一番ギザギザしている葉っぱ」このお題に、5枚の中から一番勝てそうな葉を選び、「はっぱっぱ」の掛け声に合わせて、勝負します。
5歳児:「俺の葉っぱは、全部がギザギザしてる」
4歳児:「僕の葉っぱは、小さなギザギザがいっぱいあるよ」
観察力や想像力、さらに大きさや長さ、色、様々な学びをあそびを通して経験していきます。
神様の木のお話

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