食育活動

【食べることは生きること】

給食風景

食が命を育てる

 理事長 沢村和子が長年、取り組んでいる調理保育。包丁を使って切るときの感触、食材に火が通っていくときに漂うおいしい香り、食材に実際に触れて様々な命を学びます。調理の課程は、まさに不思議と出会う体験です。「どうして」「なぜ」その不思議が科学の芽生えに繋がります。
そして、一番大切なのは、食べることが楽しいと思える経験です!食べることは楽しい!それが「生きることは楽しい!」に繋がる大切な経験になっていきます。
創立以来約70年、一度も食中毒を出したことはありません。
安心安全な食材と徹底した衛生管理のもと、美味しいごはんを子どもたちに提供しています。
園舎中央に設置された給食室からは朝から、だしのいい香りが漂ってきます。「今日のごはん、なあに?」と聞きに来る3歳児。給食が始まると園舎が静まり返ります。おいしい給食に夢中になる子ども達。そして、おかわりコーナーには、毎日行列ができています。そこで交わされる栄養士や調理員との会話は、作り手が見える大切な交流の場です。子どもたちは、感謝の言葉を自然に伝えることができるようになります。
「きょうのごはん、おいしかった」「ごちそうさまでした」
私たちは、食を通して、日常生活を大切に丁寧に送ることを伝えています。